ただ愛で在る

被虐待経験から究極の愛を学びました。善悪を超えたあらゆる愛について、気づいたことをありのままに綴ります。

両親に会いにいく

いつも私のブログを読んでくださり、ありがとうございます。


「両親に会いたい」の連載では、取りこぼしのないよう、じっくりと両親との学びを振り返り、その時々に感じたことをありのままにお伝えしようと試みております。

そして、全く思いがけない今の心境にたどり着くまでを、順を追ってお届けする予定です。


そのため現在の私の心境とは、大幅な感覚の違いがある内容となっております。


「両親に会いたい」に登場する私は、傷ついた少女そして女性です。

助けを求める術を知らず、自死だけが唯一の救いなのではないか?と真剣に考えている少女、女性です。





今、私は両親に対して、愛と感謝だけを感じています。




一般的に傷ついた側にとって大きなテーマであるとされる
「許し」。


以前の私はこれを重要視しており、「許し」こそ、傷への最大の癒しであり、問題の解決や終結であると思っていました。


両親を許したい、でも許せない、いいえ許す必要はないのかもしれない、けれど、、、もしも心の底から許すことができたら、どんなに楽になれるだろう、と。





ところが私は、両親から「ふんだんに与えられていた」ことに気づきました。





私の魂が強烈に求めていたものを、何としても学びたかったことを、彼らが惜しみなく与えてくれたと感じるのです。




愛と感謝に満たされている今、あれほどこだわっていたはずの「許し」が、不思議なほど遠く霞んで感じられています。


もしかしたら「許し」は「何かを奪われた」という感覚がないと反応しないのかもしれません。














私は来月、両親に会いに行ってまいります。


関係の断絶以来、10年ぶりの再会です。


なぜ平安を取り戻した今になって、わざわざ両親に会いに行こうとするのか、疑問に感じられる方も多いでしょう。


特に被虐待当事者からすると、この行動は自滅的に感じられるかもしれません。







私の動機はただ一つ。








これは、私の夢なのです。









私は信じています。

この地球のどこかに、被害者や加害者という関係から解き放たれ、傷や罪や懺悔は感謝へと変わり、みんながなかよく笑い合う幸せな愛の世界があることを。



そんな世界をどうしてもこの目で見たい。



存在しないのなら、私が創りたい。



そのためには、全く新しい愛に基づく健康的な関係を、私自身が両親とともに築いていくことが、創造の第一歩だと感じています。



今や私は傷ついた被害者ではありません。



両親をまったく恐れてもいません。



彼らに従うことも、謝ることも、ご機嫌を取ることも、無理に笑う必要も感じません。



ただ愛で在る私のままで、闇の中にいる彼らと純粋に向き合っていくのです。






もしかしたら、失敗して泣いて帰って来るかもしれませんが(笑)、試す価値は大いにあると思っていますし、いま晴れ晴れとした心で両親に会いに行けることが、何よりの喜びです。



どのような結果になるか分かりませんが、すべてをありのままにお伝えしていこうと思い、「両親に会いにいく」として新たに連載いたします。



今後も、同時進行で書きたい事柄が山のようにあり、身体は1つしかないため遅々とした発信になりますが、どうぞ気長にお付き合いください。












地球の小さな一点に、そんな愛の世界が誕生したら素敵だと思いませんか。









今日も読んでくださってありがとう。